
![]()
| インドは私にとって、なつかしい魂のふるさと |
アカデミー賞を受賞した映画「おくりびと」の主演男優である
本木雅弘さんは、27歳で生きるための核を求めてインドに
行ったそうです。
本木さんは、その体験によって死生観が変わりあの映画における
役作りの大きな役割をを果たしたようですが、その理由はかの地を
訪れた人ならきっと納得することでしょう。

インドを一言で表現するのはとても難しいことです。
11億という民の多種多様な言語、自然環境、宗教、文化、
貧富の格差を包含しながら個人は、インド人であることを
強烈なアイデンティティーとして標ぼうしている人たちがいる
まさに人間のるつぼだからです。
生と死が隣り合わせにあり、天国と地獄を一度に見ることが
でき、極悪人と聖者がいる光と影がある貧しさと富があり
伝統と最先端がある。

夜のガンジス川沿い。
人々が祈りを捧げます。
つまようじから原発までと言われるほどあらゆるものを自国で
生産できる力を持ち輸出できるものといえば、哲学と
宗教くらいと揶揄される・・・。
文盲がいれば、数学の天才が続出する。
パンドラの箱をひっくり返したようなこの国が、私は大好きで、
すでに18回も渡印しているのです。
平和な小さな島国にいることの安心感日本人でいることの
ありがたさを感じる一方、安穏とした日々に時折
「これでいいのか?」と感じます。
そしてまた、都心の人工的でクールな付き合いに人々の人情や
温かさに飢えることもあります。
そんなとき・・・

インドのスラム街
ごちゃ混ぜになった、人間のるつぼに身をおいて
おせっかいなほど、人と関わろうとするインドの人たちや
広大で豊かな自然、厳しい環境におかれてもたくましく
生きる人々と出会うと私の魂が歓喜し、癒され、ふるさとに
帰ったようなくつろぎを得られるのです。
そんなインドで出会った師匠との気づきと学びの日々を
本にしてみました。
![]()




