![あなたの人生は変わるか?[2005年7月17日〜]](image/india_tour_01/india_tour_01_01.gif) |
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7月17日「あなたを変えるインドの旅」。人見が自ら作ったチラシのタイトルにやや責任と重みを感じながら私は、ややドキドキする胸を弾ませて成田に向かった。
快晴。エアインディアの搭乗時間はオンタイム。良い滑り出しだ。チェックインカウンターに到着すると、もうすでに4,5人の参加者の皆さまがニコニコとスーツケースをお持ちになって待っていた。
「こんにちはー!人見ですう。初めましてー!」と嬉しい握手を交わす。
「JUST」を日頃、聞いて下さっている方、月刊「フナイメディア」の読者も含め総勢33名のご参加者の年齢層は、下や28歳の青年、上は72歳の男性、平均50歳代。皆さん活き活きされていてお元気そうだ! |
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きっと「酷暑のインド」を乗り切ってくれるだろう!と感じる。全顔ぶれが揃い、チェックインの後、搭乗口で再集合する。
売店でガムを買っているとお隣に50歳前後の素敵な男性が声をかけてくださった。「あ、人見さん、僕、JUSTの会員なんです。いつも聞いてますよ」「わーありがとうございます!」「もうね、僕9年くらい聞いてますよ」「えー!ってことは私が入社する前からですよ〜」「そうですか。ところで、あの人見さんのインタビューって、ゲストの方と当然事前打ち合わせをしているんでしょうね?」と質問された。「いや、そうじゃないんです」。
時々、私のインタビューは、事前にしっかりと打ち合わせが行なわれて、無駄のないよう質問していると思われる方も多いようだ。
「もう、ぶっつけ本番で〜」「あ、そうなの?意外だなあ!」
そんなお話をしているうちに「人見さん、もう搭乗の時間ですが、どうやら一名足りません」とガイドの佐々木さん(女性)が慌てている。
「え!どなたが?」
「Sさんですね」「そうですか、探しましょう」そういって、二手に別れてSさんの名前をさんざん叫びながら探した。
しかし、搭乗の時間が過ぎた。機内の人に迷惑をかけるといけないので、佐々木さんに事を預け、一旦機内に入ることにした。
私の座席の隣には、20代後半の可愛い女性Yさんがいた。もう一方お隣には、50歳代のイガグリ頭の可愛らしい男性がペコリと頭を下げた。
「こんにちはー。いやー実は今、お一人行方不明でね、今無線を使って必死に探しているんですよ〜」
「ああ、そう。それは大変やねえ」関西の方のようだ。
「大丈夫とは思うんですがね、あ、お名前をお聞かせいただけますか?」と私が問うと
「あ、僕Sです。」・・・。
「えー!Sさんですかあ!?良かった〜!探していたんですよ〜!集合場所においでじゃなかったので」と言いながら、ホッとした。
「ほんまー?僕、ここにずっと座っておってんねー」
Sさん、まったく動じない。なんとなく面白そうな方だ。 |
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一件落着し、ふと機内の皆さんを見渡すと、なんとなく不安気な表情に見えた。
きっとJALなどのキレイで最先端の飛行機に比べ、エアインディアは、座席もボロっとしており、なんとなく薄汚い、インド音楽が流れ古い機体だ。座席ポケットに入っている雑誌も読み古しでヨレヨレだ。金切り声のスチュワーデスが「ナマスカール」と言った後、ヒンディー語で何を言っているのか皆目分からない。参加者の皆さんは、恐らく「この飛行機、落ちないよねえ?」と言いたげな表情だ。私は皆さまの不安を解消しなくてはと思い、周辺の方に伝えた。
「皆さん、エアインディアって、めったに落ちることはないですよ。」
「えー、めったにー?(爆笑)」「もう私もかれこれ12回以上、往復24回は、乗っているのですが、今のところ落ちていませんから(笑)」これは失笑を誘い逆効果だった。
「インドの空港、鉄道関係橋などは、すべて軍事関係施設として扱われているのでかなり国の威信をかけて予算をとり、管理されています。いわゆる軍隊の輸送能力を示す機密に近いことなので、撮影は禁止されています。エアインディアも國の威信がかかっている信頼のある航空会社ですから大丈夫ですよ〜。」なんて説明をしたのもつかの間。
Kさんご夫妻がなにやら男性客室乗務員に頼みごとをしている。
「どうしました?」
「あ、人見さん、エンジンがかかった時からね、足元から熱い風が吹いてくるんですよ。大丈夫なんですかねえ」(えー・・・・(汗)それはまずいでしょう)
客室乗務員の彼が再びやってきて、ガムテープで足元の穴?かなにかをぺたっとふさいだ。
「これでOK」と微笑んだ。本当に大丈夫なんですかねえ・・・? 
さて、飛行中、熱風が吹き出すこともなく8時間をかけて無事デリーにほぼ時刻通りに到着。出迎えたガイドは、でっぷり大柄なラワットさん。もう一人の優しい男性は、以前私が息子と渡印した時、ずっと世話になったスニールさんだ。大型バスに乗り込んで、ホテルまで約30分。デリー郊外の風景を眺める。「あ、牛だ!」「うわー、バスの外側に人がつかまってるよ、危ないねえ」など皆ガヤガヤ、写真を撮っている。嬉しそうだ。そういえば私も初めてインドを訪れた時「本当に牛が車の間をのんびり歩いているんだ!」と感激したものだ。夕暮れのインド。ああ、また来てしまった。インドの匂いがする。決して嫌な匂いではない。どちらかといえば、私の好きなお香のような香りだ。夜7時30分、タージホテル(4ツ星)に到着した。

タージ系のホテルは、ほとんどが4〜5つ星の高級ホテル。玄関を入ると広?いロビーは、全て大理石張り。
英国調の美しいソファーやグランドピアノの生演奏の向こうに緑豊かなガーデンが広がる。マハラジャになった気分だ。皆さんもホテルの女性に額に赤いビンディーをつけてもらい、黄色のマリーゴルドをレイとして首からかけてもらってご機嫌だ。
これまで、何度も来ている私だが、仕事以外でこんなに高級なホテルには泊まったことはほとんどない。渡された部屋のキーは、磁気カードだった。インドで「カードキー!?」これだけでもビックリした。
しかし、これが実は、クセものだった! |
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食事の前の一時解散で、皆それぞれ各部屋に散った。しばらく休んで私が部屋を出ると、何と廊下には、まだ荷物を持った参加者の方たちが、自分の部屋の扉の前で、磁気カードを入れたり出したりして唸っている!「どうしましたーっ!?」「いやー、開きませんわー」「ポーターに言ったら、10回から20回くらい入れれば、1回くらいは開くっていうんだけどね、もう30回以上やってるわね、お父さん」「そうだね。」
げっ。やっぱりインドだ・・。アナログな鍵のほうがまだましだ。とにかく急いでフロントに行き、新しい磁気カードに変えてもらった。新しいものなら、10回に1回くらいで開くようになった。
「本当にすみませんねー、磁気が弱っているみたいで。」と私が謝ると、Aさんは「いやー、人見さんからの事前のお手紙で、インドはすべてにおいて上手く事が進みませんって書いてあったからさ、もう覚悟は出来てますがね(笑)こんなにいいホテルでも、こんなものなんですね(笑)」
はい。そうです。そういえば、私が以前テレビの取材で宿泊したインペリアルホテル(4ツ星)でさえ、夜天井からポタポタと水がたれてきて、文句を言ってから部屋を変えてもらうのに、1時間以上待たされたっけ。
4ツ星でダメなら、今度は、5つ星にチャレンジしてみよう!
ホテルのレストランで、バイキングのインド料理。どれも良い味だった。ケーキもフルーツも取り放題。同じテーブルのKさんやYさんらとインドビールを飲み、ついでにカクテルをお代わりして、初日のインドの夜はふけていったのだった。 |
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