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世の中では、いろんなことが起こります。
そのなかでも、自分に関することは気になりますし、対応しなければなりません。
どうすればよいか?……です。
私は経営コンサルタントを、1960年ごろから四十数年も業としてきました。その結果、いろんな事象が生起したときの対処法には精通するようになりましたが、それはひと言でいえば「まず包みこむこと」といえると思っています。これで失敗したことはありません。
世の中で起こることは、マクロにみれば「必然、必要のこと」といえそうです。これは、世の中の構造とかルールを調べれば調べるほど、そこにはベストとはいえないまでもムダがなく、本当に効率的に世の中が成り立っているのが分かることからもいえると思います。
そうだとしますと、どんな事象も受け入れるのがいいといえます。それが必要、必然なものだからです。
ただ、知恵があり考えることのできるのが、われわれ人間の特性です。また人間には、理性も感性もあります。理屈で納得しても、感覚的には、受け入れたくないことが、常識的にはよくあるものです。
そういうときは、どうすればいいのでしょうか?
私は、やはりそのまま受け入れればよいと思います。受け入れる以上、気持ちよく受け入れたほうが気分的にも楽だし、対処も充分にできるものです。
分かりやすくいえば、自らの知恵と思考を活かせる受け入れ方、いわゆる自らが主導権の取れる受け入れ方がいいと思うのです。
そのためには、どんなことも受け入れて、それを包みこめばよいのです。
これを以下に、自分を例にして具体的に説明いたしましょう。
ある人が、私の悪口ばかりを言うと仮定しましょう。理性や感性では、「気に入らないな。こちらも悪口を返したい。あるいは真正面から対立してケンカでもし、悪口など言えなくなるまで叩きつぶしたい」と思います。これが普通です。
しかし、これでは、もし相手の人を叩きつぶしても根本的な解決になりません。結果はどうであれ、お互いの感情がいつまでもしこりになって残り、本人だけでなく世の中全体に悪影響を与えつづけると思えるからです。
だから、正しい対処策は、悪口を言う人をすんなりと受け入れればいいのです。包みこむというのは、「悪口を言ってくれるのは、ありがたい。あの人に悪口を言われなくなるには、私はどうしたらよいか」……と考え、善意でその人には対処し、自分も言われた悪口の部分を訂正しようと努力すればよいのです。効果は抜群です。
私は、一昨年からこのような方法で対処していますが、その効果に驚いています。これが「包みこみ」です。
やはり「包みこみ」はベストのようです。ともかく、ぜひ実行してみてください。効果がすぐあらわれるので、非常に楽しいですよ。 |
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