編集デスク便り ルミとあややのから騒ぎ
  第4回 "深刻化する若者のニート問題☆その傾向と対策って!?  
♪♪♪♪♪♪"仕事に焦らない"若者達を救うには・・・♪♪♪♪♪♪
内閣府による「青少年の社会的自立に関する意識調査」の結果によると、
無職青少年の4割超が"焦っていない"と回答。
時代の産物、若者ニート化現象をあややとルミは黙っちゃいません!!
若者よ、焦りなさい!そして、大志を抱きなさ〜い!
なぜなら"少年老い易く、学成り難し"なのですから・・・。焦らにゃ人生もったいないヨ〜!!

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あやや: ルミさん、ニートがなんの略だか知ってた?
ルミ: これだけ日々新聞に出ているので、もっちろん知ってますよ〜!えーっと、ノット・・えーっと・・
あやや: あのね、イギリスで生まれた言葉で、Not in Employment Education or Training の略。
ルミ: そうそう(笑)それよ、それー、
あやや: 「雇用されていなくて、学生でもなく、職業訓練も受けていない者」という意味で、日本で85万人いると言われていて、この5年で13万人も増加しているんだって。もともと、少子化&高齢化で、働き手が減っていく社会構造に、このニートの増大は深刻だよね。
ルミ: うん。ニート対策に敏感に早期対応しているのは、私学の中高一貫校だね。例えば、中学校では、両親の職場に行きましょう! という見学会があって、お父さんやお母さんの職場を見せてリアリティをつかませる。
あやや: サラリーマンのお宅では、親が社会でどのように働いているか、なかなかイメージできないものね。イメージできないと、親の苦労や大変さがわからない。引いては、お金の大切さもわからないよね。それは、いいやり方かも。
ルミ: そうそうそう。そしてね、「将来、何したいかという方向性を決めなさい」と、学生に提言する時期が、高校1年なんだって。で、その為には、大学でどういう学部を選ぶのか、進路を決めさせるのが高校2年。そこから、もう自分の人生の青写真をつくりはじめるんだって。学校と家庭でバックアップだよね。
あやや: 子どもを大人にしていかなくてはならないのは、誰の役目なのかな? 
親? 学校? 地域社会? 大きくは社会? 社会の責任だとすると、20歳まではね、社会の責任とも言えるんだけど、人生がドンドン長くなって、人生80年として、あとの60年間は自分の責任になるわけでしょう? 自分のこととして、本人が目覚めていないと、人生、もったいないよね。
ルミ: 経済と共に、精神の縮小に入ったなって感じがするのね。
子どもの頃から夢を追うとか希望を持つとか、難しくなってきている。ましては、
食べていく為に、とにかく働くってことを、幼少の頃から思っていた一世代、二世代
前の世代とまったく違う生き方が、小さい時から始まっていると感じる。
あやや: 「免疫革命」(講談社インターナショナル)が20万部のベストセラーになった安保先生(月刊『Funai☆Media』8月号の人間力対談に登場します!)が、「何事も、行き過ぎはいけない」って、おっしゃっていたのが印象的で、ストレスはモチロンいけないんだけども、恵まれすぎているのも免疫力を落とすって言うのね。
ルミ: そうだよ、そうだよ!
あやや: 社会が成熟して、豊かな時代を迎えたけれども、その、ツケというか、反動は…・・・大きいよ。
ルミ: 就職率が高いと思っていた早稲田大の学生に、ニートが増加しているんだって。で、教授達も就職部も困っているらしよ。
あやや: 私が、大学に入る頃は、慶応大学の小此木啓吾先生の「モラトリアムの時代」という書籍が話題になっていて、大学時代は、社会に出るまでのトレーニングとして、アルバイトは、いろいろした。そのお金で、一人暮らしもしたしね。で、少しずつ、社会とリンクしつつシフトできた。いきなり、一人暮らし経験なし、社会経験なしで、自力で社会でやっていくということだとね、やっぱり大変だろうなって思うね、徐々にじゃないと。
ルミ: 入社式を迎えて、3、4日行ったら、会社の空気にびっくりして辞めちゃうんじゃないの? 社会に免疫がないと、極端な話、ショックを受けるんじゃない?
あやや: 月刊『Funai☆Media』(p25〜29)7月号のニート問題の取材先の三浦展さんは、『この数十年間に日本の社会は生産性が向上して、生きていく為にあくせく働く必要のない時代になりました。ある意味では人間が夢見てきた理想の社会が実現したと言えるでしょう。しかしその一方で、働く意味を「生きていく為」以外に見出せない。これが、「何の為に働くの?」「自分がやりたいことは何?」といった迷いを生み、フリーターやニートの増加につながっていると考えられます。』と話している。自分が社会で働くことがイメージできないんだって。
ルミ: なるほど。本当に自分が何をやりたいか、何のために・・?を年齢を経てもずっと考えて、働けなくなっているのかも知れないね。
あやや: 「働く」って、人が動くって書くよね。 自分の動く意味を見出せないのでは、動きようがないよね。人間は体験や実感を通してしか、本当のことは、わからないんだと思うけど。
ルミ: 私が社会人になった頃は、見出せなくても歩きながら考えたし、アルバイトしながら、「私、これでいいのかなあ?」と思いながら働いたもんだよ。好きなことが見つからないから、とりあえず働かないっていうのが、よくわからないんだけどなあ。
あやや: それは豊かな時代の産物なんだよね。
ルミ: 例えば、シャプラニールっていうNGO団体があるんだけど、そこが主催するバン
グラデッシュツアーには不登校の子ども達が結構いるらしい。それが第三世界の貧しい村に行って、はだしの栄養失調の子どもたちに出会い、彼らを面倒見なくては行けない時に、はじめて彼らは「あたしって、役に立つんだ!」って思うんだって。
あやや: 社会に求められているって実感が必要なのね。
ルミ: そう!やっぱり人から求められると俄然目の色が変わって生き生きし始めるんじゃないかな。自分の役割は何かとか、自分が好きかどうかじゃなくて、自分が社会に役立つにはどうしたらいいかって始めて考えて日本に帰ってくる。だから、私はイベントのような職業体験をさせるより、はっきり行って困っている人たちの為にアナタ達何ができるか。って環境に放りこむことで、気づくことが多いと思うな。介護でもいいし、老人ホームでもいいし。
あやや: 支え合うのが「人」だから、自分が必要とされているっていうのは喜びだよね。
ルミ: 親や先生から過保護なくらい愛情を受けてきた若者をちょっと蹴飛ばしてやって、「あなたが支えてあげる人は誰なのか探してきなさい」っていうような環境と、社会では、「君がいると、仕事がこんなに早く進んだよ、助かったよ」って評価してくれる人がいればいいように思うんだけどね。
あやや: そうだね! 私の場合、かわいい子には旅をさせろじゃないけど、親が冒険好きで、親に勧められて、中学一年の時に、3泊4日の南伊豆の旅を女友達と二人で出かけた。ちゃんと時刻表の見方を勉強して、予算表も作ったよ。
ルミ: 予算表!!  だから今に生きているんだね!!(爆笑)
あやや: 怖かったけど、達成した時は、うれしかったよね。その旅行は、かなり、周囲からほめられて、悪い気はしなかったね。
ルミ: ところでさ、なんで大人になりたくないんだろうねえ? あややは、子どもの時に、大人になったときの夢あった?
あやや: 私はねえ、大人になりたかったかな。早く大人になりたかった。
ルミ: あ、そー?
あやや: 結構、家が厳しくて、チョコレートが食べさせてもらえなかった。
ルミ: (爆笑)。子供ってそういうの大きいよね!
あやや: お中元とかお歳暮のような特別期には、上等なお菓子があって、食べてさせても
らえるんだけど、普段は虫歯になるからって、食べさせてもらえなくて。でも、大人は食べているのね。それ、すごい羨ましかったし…・。
ルミ: でも、それが馬力になったりするし!今は、親によっては何でも与えすぎ!私なんて、子供に対して、マネー感覚しっかり見につけてもらいたいから、出きるだけ自分のおこずかいは、半年後のいつ頃、何かを達成したら使う。それまで我慢するとかね。収支計画を練るように、4年生からトレーニングさせているよ。
あやや: へえー偉いねえ、そっかー。
ルミ: 何でも買ってやっていたら、力が育たない。欲しいものがあって、お金がないなら、どうしようかなって考えることも大人になってから力になるんじゃない。
あやや: 正直、このニート問題を取り上げたときに、自分をもっと大人としての自覚を持たなきゃいけないと、遅れ馳せながら思ったよ。
ルミ:  ほお〜 大人じゃなかったの?
あやや: ごめんなさい。あははーっ! ルミさんは、子どもがいるから、子育てしている中で、自覚が持てるんだと思う。子どもっていうのはやっぱり自分の人格を形成するうえでも、大切な宝物だっって気がする。
ルミ: : うん! 本当に、教えてもらうことが多いもの。日々学ばせて頂いておりますよー。
大人だから実現できること、つまりは、夢とか希望とかあれば、多少、環境が変だなって思っても、夢に向かってまっしぐらって行けると思うんだけど。やりたいことが見つからないとか、大人になるのがイヤだとか・・どうなってるんだろう。私の場合は子どもの頃の夢はひとつで。芸能界に行こうと思っていたのね。
あやや: おー、おー、おー、
ルミ: ゴールデンハーフを見ちゃってから、もう夢は、芸能人!(笑)
あやや: あははー、ルミさんある意味達成したね、 「お天気お姉さん」になったんだから。
ルミ: 夢を追っかけるには、アルバイトも当然やるでしょ、ぜんぜん苦じゃないじゃない、働くことが。
あやや: 中小企業のオーナーの話を伺うと、やっぱり自分でゼロから立ち上げた人の話しは感動するし、同じ社会人でもサラリーマン的な発想とはまったく違う考え方は凄く参考になる。
ルミ: 学校の現場に中小企業の経営者の人たちに教師になって、毎回マーケティング論とか小中学校でやってもらいたい!
あやや: そうだね。息子に経営を任せた創業者、会長とか顧問の方々がボランティアとか、社会の為に中学校とか高校で教えてくれるといいよね。
ルミ: 大人でも子どもでも、「外の世界に飛びこんでいく」ことが大事だよね。自分の役割のあるところに飛んでいってみる。未知の世界に飛びこんで、まず自分を変えていかないと無限の可能性に気づかないかもしれないね。

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"月刊フナイメディア" 7月号の"近未来の消費構造を解く"では、ニート化問題を取上げています。コメントは、マーケティングの視点から世代間の価値観やライフスタイルを分析する達人・三浦展(みうらあつし)氏!そちらも、チェケラ〜!

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