| ルミ |
神田さんは船井主幹と同様にコンサルタントとして厳しい人生の局面をのりきってきて、そのたびに、「世の中の構造」を深く知って活用している方だね。 |
| あやや |
そう。さらに人間の成長プロセスについて理論化しているね。船井主幹は、「目に見えない世界」のしくみを最新刊「にんげん」(ビジネス社刊)に書き下ろしたよね。もう読んだでしょう?その本のエッセンスもからも紹介していきますよ! |
| ルミ |
経営者が「目に見えない世界」を語れるようになったら、世の中は変わると思うけどね。
ヒンドゥー教がベースにあるインドでは、経営者が精神世界や宇宙論を当たり前 のように語ってくれるけれど、日本で精神的な話をすると眉をひそめる人も多いよね。 |
| あやや |
人間は心と体と魂でできていると言われているよね。このなかの魂の部分、船井主幹の言葉でいうと良心と感性の部分が、20世紀に、あまりにも科学技術が進みすぎて置き去りにされているんじゃないかという反省もあって、「目に見える世界」がすべてでないことを知らないと、通用しない局面がやってくるようです。 |
| ルミ |
船井主幹が良く言っているように、アメリカの超エリートな人たちは、「目に見えない世界」のことを知って経営をしている。で、その世界をうまく運用しながら自分たちの為になることだけを行なっている。そのために巨大な財を握り、マネーを動かしているんだと。で、圧倒的多数の大衆は何もそんなことを分っていないで動かされている訳だよね。 |
| あやや |
ところで神田さんは、「70年周期説」を唱えている。人類にも成長プロセスがあるのだと思いたいね。単純な話し2005年のことを知りたければ1935年に遡るとそこに、いまを生き抜くヒントがあると。それはね、戦争直前なのよ。 |
| ルミ |
戦争直前なの〜!? |
| あやや |
うん。激変のとき。今回の激変は、自然災害かもしれないし、人的災害かもしれないね。70年前、先人がその時代に起きたことに対し、何を準備して、どういう風に対応していたのかは、学びになるよね。70年前、船井主幹は2歳だった。戦時中から、戦後の焼き野原の時代、復興から、高度経済成長の時代、バブル崩壊、そして、現在の低経済成長時代と、戦後の激変時代を肌で知っているわけだからね。それで船井主幹にインタビューしてもらおうと思っている。残していかなきゃいけない価値観と、手放して新たに受け入れたほうがいい価値観についてね、伝承という意味も含めて神田さんには聞いてもらおうと思って。 |
| ルミ |
歴史に学ぶだね。 船井主幹は、「答えは自分にある」ってことを教えてくれるけど。先人に学んで、時流を読んで、最後は自分の良心に問えば、経済・経営もガラリと変ってくるってことだと思う。していいことといけないこと。たとえば、こんな環境に悪いものを作っちゃいけないとか、添加物だらけのものを作っちゃいけないとかね。 |
| あやや |
目に見える経済・経営を目に見えない良心という秤にかけなければね。感性を研ぎ澄ませて、自分の内なる声に聴いて。 |
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